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自ら設立した町工場で、町工場の負のイメージを覆すための取り組みを積極的に展開されておられる角野様が掲げるのは、「町工場のあり方をデザインする」というビジョンです。その出発点は、仕事や責任、人とのつながり、良いことだけなく苦労までを含めたすべてを楽しめる場所=「働く人が楽しい場所」を創り出すというところにあります。「働く人が楽しい場所」づくりの根幹となるのは、「職場環境のデザイン」です。
同社で実際に行われている取り組みの一つが、工場内の徹底した清掃・整理整頓です。一片のキリコ(切粉=金属を切削した際の切り屑)もない、清掃の行き届いた白い床。明るい照明のもと、整然と並ぶ加工機械や工具類。自然な笑顔で、気持ちの良い挨拶ができる従業員。同社の工場・事務所の光景とそこに漂う空気感には、町工場に長くつきまとうネガティブなイメージを一変させるだけのインパクトがあります。
従来の町工場のイメージを覆すのは、工場内だけではありません。事務所スペースでは、営業、製造、受発注などの各担当者が、案件の進捗状況を確実に把握し、適切な対応ができるよう、業務ルールに基づいた各種書類の提出・受け渡しスペースを設置。ステータスごとに書類を整理することで、「伝わっていない」「書類を無くした」「進捗がわからない」といった問題の発生を防ぎ、各自が業務をスムーズに、気持ち良く進められる取り組みが行われています。当然ながら、事務所も工場と同様の美しい環境が整っています。
このような取り組みは、従業員による積極的な提案、意見交換により日々進化を続けています。そこでは、従業員が自由に考え、発言できる環境が必要ですが、角野様の日常的な取り組みが役立っているようです。新たなアイデアが湧き出る毎に、近くにいる従業員に意見を求めたり、「床の色をピンクにしてみないか?」などと突拍子もないアイデアを投げかけたり。角野様の小さな心がけが、従業員同士の自由闊達なコミュニケーションを育み、より質の高い“ものづくり”や“サービス”を生み出す原動力となっているのです。
このような取り組みとビジョンを、他の町工場にも広げていき、共に「あるべき町工場の姿」を創り出していくことが、角野様と同社の願いです。「働くことに誇りを感じられる」「お客様が仕事を依頼したくなる」そこに辿り着いた町工場は、自分たちの成功体験やノウハウなどを広く発信・拡散。そして、それらを採り入れた多くの町工場が、新たな姿の町工場へと生まれ変わっていく。そのようなプラスの連鎖を巻き起こすことで、町工場や製造業における働き方やビジネススタイルなどに変化を促し、社会貢献につなげていきます。
現在、同社では「ファイブスター・ファクトリー」という新たなシンボルづくりに着手しています。これは、従業員が目指すべき5つの指針を明確化し、一人ひとりがそれらを達成することで、同社を文字通りの「5つ星の町工場」にするための取り組みです。今回の工場床の塗装と「無溶剤UVコーティング」の施工は、「ファイブスター・ファクトリー」の取り組みの一環としてご用命いただきました。
「オレンジの床を見たとき『めっちゃエエやん!』と皆で声をあげたのを覚えています。色ひとつ変えることで、工場全体の雰囲気がこんなにも明るくなるのかと驚いたものです。何より『気持ちがアガる』ことを体感できたのは大きな収穫でした」(角野様)
「気持ちがアガる」という感覚が従業員間でも自然に共有された結果、「仕事が楽しい」と感じる従業員、より積極的に仕事に向き合う従業員が増加。「働く人が楽しい場所」の創造と、認められるものづくりの実現に、一歩を踏み出すきっかけになったのです。
「床の色が変わった時期を境に、従業員の仕事に対する向き合い方の変化と同時に、掃除・整理整頓といった環境づくりへの感心も高まったのはたしかです。床の色が変わったそのときが、当社の文化が芽生えた瞬間だと思います。床の塗装が会社を大きく変える起爆剤になったといっても、決して過言ではありません」(角野様)
当社による工場床の塗装と「無溶剤UVコーティング」の施工は、テスト施工での塗装の質とコーティング性能等のご確認の後、2020年3月に実施させていただきました。
「見積りを見て『高い』と感じたのは事実です(笑)しかし、『ファイブスター・ファクトリー』の実現に向けて、絶対に必要な投資でしたので迷いはありませんでした。床がキレイになれば、皆がさらに頑張ってくれるだろうという期待もありました」(角野様)
通常、設備投資などの場面においてはコスト意識が働き、「どれだけの費用対効果が見込めるのか?」が重視されます。そのような視点で見ると、ほとんどの場合「床の塗装・美化」が直接的な利益を生むことはまずありません。しかし、前述の通り、角野様は床の塗装・美化が従業員のモチベーションアップという、お金に換算できない大きな価値につながることを体感しておられました。また、工場内の清掃・整理整頓の徹底の継続により、同社を訪れるお客様は年々増加。案内中に「ゴミが落ちていない」「雰囲気が明るい」「この環境は企業文化」といったお客様の声が聞かれる機会も増え、角野様は同社への評価の高まりを実感されていました。そのような背景もあり、「キレイな床」という無形資産が生み出す価値を正当に評価していただくことができました。
「当社の工場を見ているのは、当社を訪問されるお客様だけではありません。求職者の方々も、ホームページなどを通して社内環境に注目されています。社内の写真を見て『工場がキレイだから』『働きやすそうだから』と当社に応募し、仲間になってくれた従業員が少なくとも3人います。楽しく働き、良い仲間に出会い、お客様に選んでいただくことができているのは、『もっと見て欲しい』そう思える環境づくりに取り組んできた結果です」(角野様)
角野様に、当社に施工をご依頼いただいた決め手について伺ったところ、以下のようなお声を頂戴することができました。
「ひと言でいえば、テスト施工で見せていただいた『ていねいな仕事ぶり』です。ボロボロになった床表面の「斫り(はつり=コンクリート等の表面を削ぎ落とす作業)」から入り、コテによるしっかりとした塗装の後、ようやくコーティング。塗膜の厚みも理想的なもので、これまでの自家塗装とは比較にならない仕上がりに感動しました」(角野様)
今回の施工では、床の色は従来の自家塗装と同じオレンジではなく、同社では初めてとなる白を選択されました。塗料の色は様々に調合できるにも関わらず、敢えて白を選択されたのは「床の汚れがわかりやすく、掃除もしやすい」「小さなネジなども見落とすことがない」といった従業員の皆様のリクエストがあったからです。このようなエピソードから、環境美化に対する意識が、しっかりと同社の中に根付いていることが垣間見えます。
「床がキレイに、明るくなることで気持ちがアガりますが、さらにアゲていこうという従業員も出てきました。たとえば、工作機械のエアホースをピンクなどの明るい色に変更するといった具合です。楽しく働ける環境づくりに取り組む従業員を見ていると、こちらまで楽しく、嬉しくなってきます。今回の施工には価格を超える価値が十分にあり、満足しています。施工をお願いして本当に良かったです」(角野様)
大阪府堺市南区豊田1540番地2
2013年3月設立。小ロット・短納期にも対応する、NC旋盤やNCフライスを使用した高品質な金属加工を手がける金属加工商社。「製造機能とノウハウを併せ持つものづくりサービス企業」として、製造業向け工程・納期管理ソフト「M:net」シリーズの開発・販売、ホームページ制作・集客コンサルティングなどの「仕組みづくり支援」事業も展開。日本の町工場のあり方を変えるべく、既成概念にとらわれない多彩な取り組みを推進中。
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